Win⁰への道のり【特別編】
エピソード1-1「Win³の山」
昔々あるところに、同じようなことにモヤモヤを感じ、それらのモヤモヤをなくすために行動したいと強く思う二人の少女がいた。
彼女たちは、同じような志を持つから、同じような尺度で、同じ方向に頑張っていくことができると確信した。
一人は、ハナ。もう一人の名をまるまるという。
ハナは人にないような発想力を持ち、デザインに関わるもの全般が得意だった。
まるまるはハナが得意なことは基本的に苦手。だけど、とにかく文章が好きだった。読むのも、書くのも。
これから書くのは、そんなまるまるがWin³っていうコミュニティの中で生きていくうえで感じること。考えること。
Win³ってなーに?
Win³は自分たちの不満、モヤモヤ、苛立ち、それらすべてをぶつけるために作った団体。
最初は、2人が2人のために立ち上げた団体だから、周りの人を巻き込むのは違うと思ってた。
だけど、少しおかしなことをする2人に12人の志ある、個性ある者たちが興味を持ってくれ、一緒に何かしたいと声高に叫んでくれた。
2人は、こんなに多くの人を引っ張っていくことができるのか?私たちは、人を引っ張っていけるほど優秀な器じゃない。
ましてや、Win³は自分たちのやりたいことを実現していくために立ち上げた団体。
人を多く入れていい団体ではない、はず。
皆がWin³に興味を持ってくれたことがうれしい、うれしくてしょうがない一方でそんな不安を同時に抱えていた。
今後どうしていくか?
間違いなく、12人はすごく優秀で14人の化学反応が起きた時、Win³はもっともっと高みある、いい団体になるんじゃないか。
不安なんかよりもずっとずっと、みんなと社会をよりよくしたい。そんな思いの方が強かった。
だから、みんながやりたいことを最大限に尊重し、やりたいことを実現してもらいながら、みんなが認めてくれた2人の目指すゴールに向かって走っていこう!そうやって、Win³は14人態勢で活動することになったんだ。
2人は、Win³を立ち上げた時、12人も仲間が増えた時、わくわくしてわくわくしてこれから何が起こるんだろうってわくわくして仕方なかった。
でもやっぱり、ものごとってうまくいくことだらけじゃないんだ。誰が悪い、じゃない。
人生山あり谷あり。Win³も一緒。
このコラムでは、そんなWin³の山と谷を。右往左往するWin³の姿を。Win³の個性あるメンバーたちを。Win³が目指すものを。すべてを自由気ままに書いていくよ。
次回以降はいろいろ、考え、模索しながらWin³が一山越えるまでのお話を綴ろうかな。
未完成な物語ですが、気楽に、適当に、ななめ読みでも読んでいただけたら嬉しい限りです。
次回以降もお楽しみに。