Win⁰への道のり【特別編】

エピソード1-2 「Win³がつくるもの」

そうやって、12人と頑張るっていう選択をしたハナとまるまる。
でも想像以上に、人と人が一緒に何かに向かって頑張るって難しいんだ。

そのもの、ことに対して向ける考えがなかなか一緒にならなかったり
そのもの、ことに対して避ける時間って人それぞれだし
頑張れるときとそのタイミングが一同一緒になるはずなんかない。
ましてや12人は他のフィールドでも活躍するような人達。

有限な時間のなかで、Win³だけに時間をさける人なんてハナ、まるまるを含めてもだれもいない。

みんな何かやりたくて、なにかを頑張りたくて、Win³に入ってくれた。
だけど、今のままじゃやっぱりその気持ち台無しにしてるって、思ってしまった。

12人はすごくすごくポテンシャルがあるのに、ハナ、まるまるしか自分の能力を、気持ちを生かした活動ができていない。
どうすれば、12人が生き生きと活動できるのか。
マネジメントについて学んだことのあるわけでもない二人はたくさんたくさん考えた。

そのうえで思ったこと。
自分たちはそんなにすごいのか。
確かに団体として活動する上でリーダーは必要で、そうじゃなきゃ物事って進まない。
でも、みんなの上に立っているっている構造自体が間違っているんじゃないか。

私が綴る物語に主人公はいない。いや、いる。
14人全員が主人公。

Win³が目指すものは、人が塊になることで実現する何かじゃない。
Win³が目指すものは、一つのものを作るうえで個人と個人がぶつかって、考えて、行動することで生み出される何か。

Win³の由来の中にもあるけど、14人にとってもWin(いいこと)がなきゃ、Win³がWin³として活動する意味ってないんだ。
他の誰でもなく、14人が活動する上で、苦戦したり、いろいろな経験をしたり、学んだり。
それらがあるから、Win³はWin³でいられる。

Win³が活動するのは、人のため、社会のため。
だから、正直身を粉にして頑張らなくたっていい。
けど、Win³はやる。できる。

自分たちの活動が自己満足で終わらない。「何か」を生み出すために、Win³は日々奮闘しています。
今の活動はある人から見ればすごいことで、ある人から見ればちっぽけなもの。
だけど、ちっぽけなものを積み重ねることでできる大きなもの、多くの人に届くものを作り出します。

今この物語を読んでくれている人、これからもこの物語、そして私たちWin³の活動を追っていってほしい。
あなたにとってのWin(いいこと)必ず、届けるから。

次回以降もお楽しみに。

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