鳥取取材【カイズファーム】

鳥取調査一日目、最初に訪れたのは…
鳥取県で印刷業と農業の二足の草鞋で活躍されるカイズファームさんです！

カイズファームは中央印刷株式会社が運営するブランド生姜「白兎生姜(はくとしょうが)」を生産・販売する事業部。
印刷業が農業？白兎生姜？うん？いろいろ疑問に思う方は多いでしょう。

私たち自身、事前学習の段階ではどこかピンとこず、どういう事業者さんかなんて想像もできなかった。
実際に、訪問し、約三時間みっちりとお話しさせていただく中で、中央印刷株式会社さんについて、カイズファームさんについて、商品について知ることができ、商品開発について、マーケティングについてなど様々な観点からのお話の中で多くの学びを得ることができました！

カイズファームさんが生産する「白兎生姜」は400年の歴史を持つ種。
生の生姜という形だけでなく、シロップやパウダー、お茶、チョコレートなど幅広く加工品も手掛ける。
パッケージのデザインも印刷業者のノウハウや、技術を生かし、こだわりぬく。
アンバサダーを選定し、生姜商品の使い道の新たな提案、周知をしていく。
いかに、多くの人の手に届くか。いかに、長く長く歴史ある生姜を残していくか。
400年受け継がれてきた、種を「白兎生姜」の名で商標登録し、今後も長く受け継いでいく。
そのための、取り組み、商品に対する多くの技巧やアプローチ、工夫が鑑みれました。

ここまで、広く深く生姜に着手するカイズファームさんですが、本業は印刷業。
その中で、農業を行っていくことは苦労が絶えないといいます。
農業は、対植物のお仕事。
カイズファームさんは、管理・保管・定期的な作業に苦労されているそうです。
穴の中で保管するという、昔ながらの保管方法をる中で、湿度温度は確実に気に掛ける必要があるといいます。
それでも、おいしく安全な商品をお客様に届けるべく、工夫を凝らし、日々奮闘されています。

そんなカイズファームさんが生産する生姜の特徴は雑味がなくさわやかなこと。
生姜を使った加工品は様々ですが、特に売れ筋なのはジンジャーシロップ。実際に私たちもお湯割りでいただきました！
飲んでみると…
想像以上の飲みやすさに驚き！
くどくなく、売り文句通りさわやかな味。
飲んだ後も、体がポカポカし、温まる。冷え性の私自身、絶対に冬に飲みたいドリンクだ！と感じました。

中央印刷株式会社さんは、印刷業で地域内でのナンバーワンの称号を持つ中、農業部門でも高い展望を持たれてます。
食育と生姜の周知。それらを達成するために行う料理教室など、今後さらに期待できる取り組みも展望のうち。
今後どのような働きかけを行っていくのか、注目です！！

定番の質問
Q1～さんにとって生姜とは？
　人と人を結んでくれるもの

Q2この町の好きなところ
　自然、環境、食

他産業が、農業に着手し、ナンバーワンを目指していく。
そんな前進的な姿勢は、社会に出ていく前段階である私たち学生にとって大きな指標になったと思います！