鳥取取材【前田農園】

鳥取調査二日目、二回目に訪れたのは…
鳥取県にて、自農園で栽培した農産物の加工を行い、調味料からご飯のお供まで幅広く手掛ける前田農園さん。

前田農園が加工品製造まで手掛ける中でこだわること。
それは、化学調味料無添加であること。前田修二さんの奥さんが化学物質過敏症であり、体質改善を行う上でこのようなこだわりをもつように。
無添加っておいしいの?そんな素朴な疑問を持つ人も多いはず。
間違いなく、おいしいです。
味の中には、おいしいという言葉では片づけられないほどの複雑さがあって、でも複雑すぎてちょっと…とはならない。
なぜ、そういった味が再現できるのか…
それは、シェフのもとで時間、手間をかけて考えられ、作られたものだから。

「シェフの作る味に感動し、10年間料理教室に通った。シェフの方には今も、レシピ、そして商品を作るうえでお世話になっている。」といいます。そのクオリティの高さは、目、耳、口、舌すべてを疑うほどのものです。
特に、10月のヒルズマルシェにて販売予定である「ごぼう肉みそ」と「ちりめんじゃこの辛み炒め香味ラー油風味」はご飯のおともとしてはもちろん、さまざまな食べ方が思いつき、試してみたい!とおもうような商品たち。三者的に見て、聞き、食べたからこそ提案できることをマルシェで伝えたいと改めて感じました。

前田農園さんの商品はパッケージもかわいい。そんなことを思いながら取材に伺いました。事務所の中を見渡しても、ちょこちょこかわいいキャラクターたちがいる。それらのデザインを手掛けるのは、友人だそう。

前田農園さんが手掛ける商品たちは、シェフとの出会い、友人とのつながりなど、人とのつながりの中でうまれたもの。
商品だけでなく、そういったストーリー性も紐解いてみるとおもしろい。
そんな感覚をより多くの人に届けたい。

楽しみながらも、常にいい商品とは?と試行錯誤をし、最高のものを作り上げる。そういった姿勢は職人そのもの。

「みなさんに伝えたいことは。おいしいものをたくさん食べてね。だけです(笑)」
おいしいものって、感じ方、考え方次第で人それぞれ。
でも、おいしいって味覚だけで感じることなのか。作り方やできるまでのストーリーを知れたら、よりおいしくなる気がする。少なくとも、前田農園さんの商品たちは、目には見えないうまみが隠れている。

それらを隅から隅まで
”より多くの人に届けたい”

Win³は正直まだまだ小さい団体です。でも、届けたい。
毎回毎回、生産者の方々のこだわり、すてきなお話を聞く中で私たちなら、届けられると確信しています。

今後も、ちっぽけなもの、活動に見えるかもしれませんが応援していただけると嬉しいです。必ず、大きくなります。

こんな意思を改めて抱かせてくださった、前田農園様。
短い時間の取材ではありましたが、本当にありがとうございました。

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